2017.05.01 Monday 11:36

埼玉県俳句連盟春季俳句大会

埼玉県俳句連盟春季俳句大会

 

毎年恒例となった昭和の日の4月29日、

桶川市のさいたま文学館に於いて

平成29年埼玉県俳句連盟春季俳句大会が開催されました。
当日は第56回埼玉俳句賞の表彰や「都市」主宰中西夕紀氏先生の

「藤田湘子の初期の句について」と題する講演も行われました。

埼玉俳連総会

 

第56回埼玉俳句賞
正賞
星月夜         小林美峰

準賞
眠るまで        金子和美

 

 

 

中西夕紀
公演の中西夕紀先生

 

藤田湘子を直接知る中西先生のご講演は、

句の誕生の裏話など、なかなか他では伺えない話なども盛り込み、

ご研究の精華を大変わかりやすくお話しくださり、

連続講座としてぜひ続きを聞きたいと思わせる素晴らしいご講演でした。




事前兼題句入賞作品より

埼玉県知事賞
しばらくは花守となる駐在所     半谷比奈子

埼玉県教育長賞
生きてゐる限りは戦後蜆汁      古郡孝之

チョーク折り角張る文字や新教師   武井猛

一羽翔ち百の羽音となりし鴨     高橋裕子

飢えもなく戦火もあらず青き踏む   小山敏男

象の鼻くるりと春を巻き込みぬ    石黒茂

表札に犬の名もあり桜東風      田中純美


当日席題高点句抄(順不同)

新緑の風映るまで鎌を研ぐ      羽鳥たま江
石一つ置きて田の神風光る      古郡孝之

春雲に触れたくて乗る観覧車     五明昇

大安も仏滅もなく鳥の恋       増田信雄
葉桜やまだ学んでる金治郎      折原野歩留

武蔵野の風は気まぐれ鯉のぼり    廣瀬雅男

 

 


2017.04.29 Saturday 10:35

俳句スパイスインターネット句会

俳句スパイスインターネット句会

第1回 俳スパネット・開設準備句会・結果

 

1 ◎ 少子化のふらここ風が遊ぶだけ 玉子

 

2 ◎o 花の雨ゆっくり落ちる砂時計 Rin

 

3 oo 穏やかに今日が減りゆく春の午後 すみれ

 

4 ◎   春の雷野菜ジュースを大人買い 蘭丸

 

5 ◎   光沢も艶消しもなほ春の闇 人見

 

6    夏蜜柑こんなものでも恋なのか マヨマヨネーズ

 

7 oo  春の海からだの上はすべて天 よながひろみ

 

8 o    強靭な両面テープ春の塵 玉子

 

9 oo  ひらがなで書けばてふてふ舞ひにけり 人見

 

10 o    蘖やいつか戦ふ日もありぬ   Rin

 

11 o   花びらに何を乗せよか飛ばさうか 蘭丸

 

12 o   線ほそき構造式や花の雨 よながひろみ

 

13     イエスとは言えない恋よ夏蜜柑 マヨマヨネーズ

 

14 o   囀りや雨ニモマケズ手帳買ふ 玉子

 

15     大丈夫笑える木の芽風吹いた Rin

 

16 o◎o目の検査口を閉じよと山笑う すみれ

 

17 ◎o 青年のすがたを真似てゐる朧 よながひろみ

 

18 o  夏蜜柑匂える恋ではないけれど  マヨマヨネーズ              

 

19 oooo  時計屋の時計蛙の目借り時 蘭丸

 

20 oo   チューリップ手の内見せぬ聞き上手 すみれ

 

21 oo   つばくらめいつもアマチュアスピリット 人見

 

 

とりあえず、やってみました。

いかがでしたか?

ご意見、ご感想、ご提案などお寄せください。

(投句数、選句数などはいかがでしょうか?)

選評などありましたらコメント欄にどうぞ。

 

次回の予定

締切   5月23日(火)

投句数  3句以内

投稿日  5月24日(水)

 


2017.04.28 Friday 13:21

句会のご案内

2017年5月の句会予定 

*予定は変更になる場合があります。
 はじめてのかたは事前に事務局までご確認をお願いします。

 

5月2日(火)  万年青の会  
          午後1時30分 川口市立前川南公民館
 

5月3日(水)       秩父むらさきの会*  
         午後1時 秩父市 女性福祉会館

 

5月6日(土)   土曜句会*

        午前9時 東松山市・松山市民活動センター   

 

        窓の会    
           午後1時 サウスピア(武蔵浦和) (自主句会) 

 

5月7日(日)   紫川口句会* (紫本部例会)

          午後1時 川口市立西公民館

 

5月8日(月)  さくら草句会*
         午後1時 浦和パルコ10階

 

5月9日(火)   俳句を楽しむ会*   
          9時30分 川口市立西公民館

 

5月11日(木)     をまぎ句会* 
          午後1時 さいたま市尾間木公民館 


5月13日(土)  紫さいたま句会*
          午後1時 武蔵浦和コミュニティーセンターサウスピア

 

5月16日(火)   句楽会*

         午後1時 川口市立西公民館

 

5月17日(水)   牧の会   
          午後1時 さいたま市尾間木公民館
 
        紫苑の会  
        午後1時30分 越谷市市民活動支援センター

 

5月20日(土)      ミューズ*
           午後1時 川口市立栄町公民館 

         めぶき句会
         午後1時 さいたま市立大宮中部公民館
 

5月21日(日)    虹の会  
         午後1時 越谷市立北越谷公民館

 

5月24日(水)          月光の会*
         午前9時 川口リリア11階

 

5月25日(木)   句遊会
             午後1時 さいたま市立善前公民館

 

                          しらゆり俳句会* 
         午後1時30分 川口パレス3階

 

5月28日(日)      むらさき西句会* 
         午前9時 川口市立西公民館

 

その他      紫通信句会* 

          5月9日(火) 締切     作品5句(郵送)
         *締切は毎月第2火曜日です
       
*のついている句会の指導者は山崎十生主宰です
 「東京むらさき」以外の句会場はすべて埼玉県内です



お問合せ 紫の会

 

青麦

 

 

 

 


2017.04.26 Wednesday 09:37

俳句スパイスインターネット句会

俳句スパイスインターネット句会

第1回 俳スパネット・開設準備句会

 

今回の選句は5句選で、うち特選一句お願いします。

 

下段の欄外、Comment 欄の Add a coment: の下

name: にネット俳号を

commentos: に句番号を(出来たら句も)

       (コピペも出来ます)

 

 

1 少子化のふらここ風が遊ぶだけ

 

2 花の雨ゆっくり落ちる砂時計

 

3 穏やかに今日が減りゆく春の午後

 

4 春の雷野菜ジュースを大人買い

 

5 光沢も艶消しもなほ春の闇

 

6 夏蜜柑こんなものでも恋なのか

 

7 春の海からだの上はすべて天

 

8 強靭な両面テープ春の塵

 

9 ひらがなで書けばてふてふ舞ひにけり

 

10  蘖やいつか戦ふ日もありぬ

 

11  花びらに何を乗せよか飛ばさうか

 

12  線ほそき構造式や花の雨

 

13  イエスとは言えない恋よ夏蜜柑

 

14  囀りや雨ニモマケズ手帳買ふ

 

15  大丈夫笑える木の芽風吹いた

 

16  目の検査口を閉じよと山笑う

 

17  青年のすがたを真似てゐる朧

 

18  夏蜜柑匂える恋ではないけれど                 

 

19  時計屋の時計蛙の目借り時

 

20  チューリップ手の内見せぬ聞き上手

 

21  つばくらめいつもアマチュアスピリット

 

 

 

 


2017.04.24 Monday 13:18

現代俳句50則

関口比良男・現代俳句五十則 7

 

万感の書、千里の旅、もって詩嚢を豊かならしめよ。

 

サギ

 

 

 

 

 

 


2017.04.21 Friday 12:54

俳句つれづれ

俳句つれづれ 第10回 「星野立子」

 

鳥海美智子

 

 ままごとの飯もおさいも土筆かな  

 

 初めて読んだ時「俳句って、こんなにやさしくて良いの」と思った。

俳句を始めて30数年、この一見すると簡単で優しい句を作ることが、

いかに難しい事であるか骨身に沁みている。

掲句は樹子23歳、父虚子に勧められてはじめて作った俳句である。

 

 しんしんと寒さがたのし歩みゆく

 

 大仏の冬日は山に移りけり

 

 昃(ひかげ)れば春水の心あともどり

 

 いつの間にがらりと涼しチョコレート

 

 暁は宵より淋し鉦叩

 

 

 立子第1句集「立子句集」は昭和12年に刊行された。

23歳から34歳までの句集である。

虚子はこの句集の序文を記しているが、現代にも通じる

「写生の心」と思い抜粋する。

 

 ・・・自然の姿をやはらかい心持で受け取ったままに諷詠するといふことは

立子の句に接してはじめて之(これ)ある哉(かな)といふ感じがした。

写生といふ道をたどって来た私はさらに写生の道を立子の句から教はったと

感ずることもあったのである。それは写生の目といふことではなくて

写生の心といふ点であった。其(その)柔かい素直な心はややもすると、

硬くならうとする老の心に反省をあたへるのであった。

 

 美しき緑走れり夏料理

 

 囀りをこぼさじと抱く大樹かな

 

 わたしの大好きな句である。

人間中心でない価値観、人も他の生物も宇宙の流れの中の一つにしかすぎないと

いふ俳句観、「俳句は極楽の文学でなければならぬ」といふ虚子の主張は年齢と

ともに理解出来るようになった。

立子の素直な心でおおらかな俳句は俳句の楽しさと勇気を与えてくれる。

 

 

(「紫」無門集同人)

 

つくばい

 

 

 

 

 

 


2017.04.18 Tuesday 13:23

平成29年度紫全国俳句大会

平成29年度 紫全国俳句大会

 

4月14日(金)川口リリアにおいて、

平成29年度紫全国俳句大会が行われました。

ゲストに「絵空」同人の土肥あき子先生をお迎えし、

第64回紫賞の授与式、全国俳句大会の表彰・講評、

その後懇親パーティーがなごやかに行われました。

 

ベガ

 

紫賞は、

新鋭としての作品に期待できる同人(年齢不問)に贈られる「新鋭賞」、

同人として顕著な作品活動をした方に贈られる「山紫賞」、

「紫」の中軸として活躍できる方に贈られる「作品賞」があります。
 

今年の各受賞者は以下の通りです。
 

作品賞 後藤宣代 田中のぼる 渡辺智恵

山紫賞 久下晴美 小林弘恵 島村治子 西本明未

新鋭賞 大塚さち子 白戸麻奈 高橋亜紀彦 豊永裕美 山口洋子
 

ベガ
 主宰・副主宰・参与・土肥あき子先生と紫賞受賞の皆さん

 

 


平成29年度紫全国俳句大会の入賞作品は以下の通りです。

 

土肥あき子先生特選   
70億片のジグソーパズル春よ来い   山加津子


山崎十生主宰特選   
白鳥の星になりゆく息遣ひ      稲葉明日香


若林波留美副主宰特選 
うりずんや島に信号機がひとつ    渡辺智恵

 

鈴木紀子参与特選

一筆書の線は何処まで青き踏む    上田洋子


ベガ 土肥あき子
講評をする土肥あき子先生

 


入選作品から


雪をんな素顔は空に置いてある   折原野歩留

人間の形なくなる日向ぼこ     国松洋子

春愁や封を切ろうか切るまいか   新井富江

下萌えて大きな空を受け容れる   篠田日織

混沌の深きは揺れず紙を漉く    宮城留美子

春の宵ふと騙し絵の中に入る    辻野喜久

空っぽに重さありけり柳絮飛ぶ   藤澤晴美

完璧な自由と孤独霜柱       藤井とし子

薄氷や割られてあれがふことを知る かみのみずほ





 

 


2017.04.14 Friday 13:22

第27回彩の国ベガ俳句大会作品募集

第27回 彩の国ベガ俳句大会作品募集

 

第27回彩の国ベガ俳句大会では広く作品を募集しています。

どなたでもご応募出来ます。ふるってご参加下さい。


*埼玉県芸術文化祭2017協賛事業
 

 

作品   2句1組(何組でも応募可)

     *未発表作品に限る 前書き・ルビ不可

 

締切   2017年5月10日(水)必着

 

応募   所定の用紙または原稿用紙に、

     作品・住所・氏名・電話番号・大会への出欠席の別を明記 

 

投句料  1組につき千円(現金書留または郵便小為替)

     *必ず作品と同封のこと

 

宛先   〒334ー0015

     埼玉県川口市鳩ヶ谷緑町2ー13ー11ー201 浅野方

     「第27回彩の国ベガ俳句大会」係

 

発表   2017年7月29日(土)

     第27回彩の国ベガ俳句大会席上

 

選者   宮坂静生 (岳主宰・現代俳句協会会長)

     横澤放川 (森の座・代表)

     大久保白村(東京都俳句連盟会長)

     桑原三郎 (犀・同人)

     星野光二 (水明・主宰)

     田口紅子 (越谷市俳句連盟会長) 

     前田 弘 (歯車・代表)

     落合水尾 (浮野・主宰)

     福田太ろを(桶川市俳句連盟会長)

     原 雅子 (扉・代表)

     高松文月 (白鳥・主宰)

     杉本青三郎(埼玉県現代俳句協会理事)

     下山田禮子(海程・同人)   

     今坂柳二 (つばさ・代表)

     川島一紀 (さいたま市大宮区俳句連盟会長)

     岡田一夫 (犀・編集長)  

     田中朋子 (麦・編集長)
     奥山雷火 (戸田市俳句連盟会長)

     和田美代 (形象・同人)

     渡邊樹音 (夢座・発行人)

     関田誓炎 (秩父俳句連盟会長)

     山崎十生 (紫・主宰)

     若林波留美(紫・副主宰)

     鈴木紀子 (紫・参与)

     渡辺まさる(紫・編集長)

     鳥海美智子(実行委員長)

     森壽賀子 (埼玉県現代俳句協会理事)

 

 

顕彰   埼玉県知事賞ほか20位まで

     一句高点制・同一人入賞の場合は上位のみ顕彰

 

第26回大会 兼題の部 入賞作品から

 

いくたびも光にまぎれ揚雲雀   橋本永子

すぐ上の姉だけ美人星祭り    田邊則子

人住まぬ町がふるさと初燕    若林水翁

 

   
 昨年の様子はこちら


 お問合せ 紫の会
 

ビオラ

 

 

 

 

 

 


2017.04.11 Tuesday 12:53

「紫」2017年4月号・2

「紫」2017年4月号

 

大道無門(「紫」4月号抄)    山崎十生 選・評

突んがっているけど柔らかい氷柱     小林邦子(無門集)

 一句を読み終わった時に、この作品は人間社会にも言えることであると

直感した。氷柱の鋭角的な形状は、一見恐そうな人物に見える。しかし、

接しているうちに、その人物の心音の優しさを識る。

冷たく棘のありそうな氷柱には心を癒してくれる力がある。

 

表札は替えないつもり去年今年      本宮珠江(山紫集)

 色々な場面設定が可能だが、一般的には、一家の主が亡くなったと

解すべきであろう。愛する夫が亡くなっても一生、表札は夫の名前のまま

掲げているつもりである。そういう一つの場面設定を作者が劇化した訳で

真実ではない。真実が俳句のすべてではない。

 

気と体が噛み合ふ処こまつぶり      浅野都(無門集) 

 

たひらなる体内の水去年今年       伊藤伯子(山紫集)

定位置を離すことない龍の玉       島村治子(山紫集)


               * * *

 

龍門集

踏まるるは華(はな)天涯へ霜柱        若林波留美

太白星へ繋がってゐる雪轍        鈴木紀子

初富士に向かひ素直になってゐる     森壽賀子

 

無門集

動かざることも動きや冬の山       斎藤久子

冬木立影となるものみな無心       藤井とし子

薬効に勝りし寝息冬深し         瀧洋子

鮟鱇ほどひらきなおって生きてやる    山田都詩

開かれしままの翼や冬銀河        新井富江

日向惚けいえいえあれは日向ぼこ     稲垣恵子

 

山紫集

柚風呂をバケツに取れば色の増す     篠原葦

くずほるる力を残し枯蓮         仁村俊子

着ぶくれて長生き支度死に支度      折原野歩留

生木伐る悲鳴のあとの淑気かな      小林多美子

 

 

(「紫」2017年4月号・NO.875号より)

 

枯れ野

 

 

 


2017.04.07 Friday 12:37

紫川口句会

「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 
毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
次回は5月7日(日)です。

山崎十生主宰選

天 終わりなき旅のはじまりシャボン玉   壽賀子
地 ありがとうは励ますことば花蘇芳    成美
人 春宵や噛んでしまったあのジッパー   のぼる 

 

秀逸 美は常に揺るがぬ決意シャボン玉   とし子

   御柱よ群を抜け出す諸葛菜      波留美

   国いかに浅蜊クローズアップさる   波留美
 

 

若林波留美副主宰選

天 瞬間は生きものとなる花吹雪      まさる
地 吾と外をつなげる眼鏡野に遊ぶ     邦子

 

 

鈴木紀子参与選

 

天 花吹雪見てはならないものがある    まさる

地 散ることも咲くことのうち花吹雪    智恵


(川口句会 2017.4.2)

 

諸葛菜

 

 


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