2017.05.26 Friday 11:50

現代俳句50則

関口比良男・現代俳句五十則 8

 

芸域を広くせよ。

 

若紅葉

 

 

 

 

 

 


2017.05.24 Wednesday 11:47

俳句スパイスインターネット句会

俳句スパイスインターネット句会

第2回 俳スパネット・開設準備句会

 

今回の選句は5句選で、うち特選一句お願いします。

 

最下段の「 Add a coment: 」 より

name:    にネット俳号

commentos: に句番号と句

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1 立葵まぶし過ぎたる反骨心

 

2 こころもち星に近づくカモミール

 

3 滴りは神の鼓動や寄り添ひぬ

 

4 笑顔二つひそひそ話レモン水                                               

 

5 ことごとく臍の曲がった新樹光

 

6 乱反射している白のカーネーション

 

7 夏めくや青い果実は本気だす

 

8 見上げたる今年最初の雲の峰

 

9 さびしさやえごは見上げる花なりし

   

10   戦ひの火種を消して青嵐

 

11   徒に泣いてラムネを一気飲み

 

12   とくとくと五臓六腑に問ふ清水

 

13   レモン水ふたりの肩に陽がこぼる

 

14   万緑の精霊もをり露天の湯

 

15   常連の顔してくぐる夏暖簾

 

16   ぼうたんの蕾ほぐれていく耳順 

 

17   聖五月夜明けがやって来る青さ
 

18   さんざしの花恋をして涙して

 

19   柿若葉嫌ひは嫌ひという勇気 

 

20   恋と愛少し違うねレモン水

 

21   桐の花叫ぶに打ってつけの風

 

22   はたた神運命なんて信じない

 

 


2017.05.22 Monday 11:46

俳句つれづれ

俳句つれづれ 第11回 「鈴木真砂女」

 

鳥海美智子

 

 羅や人悲します恋をして   真砂女  

 

 俳句でドキッとしたのはこの句が初めてであった。

真砂女は明治39年生まれ。23才で結婚したが夫の失踪により

千葉の実家(鴨川グランドホテル)に戻る。

昭和10年、長姉が4児を残し33才で急逝。

父母の願いで義兄と結婚し、姉が俳人であったので

その縁で俳句を始め、海軍士官と恋に落ちる。

掲句は昭和29年の作。昭和32年身ひとつで実家を去り、

銀座1丁目で小料理「卯波」を開店する。

 

 すみれ野に罪あるごとく来て二人

 

 白桃に人刺すごとく刃を入れて

 

 夏帯や一途と言ふは美しく

 

 人は盗めどものは盗まず簾巻く

 

 かくれ喪にあやめは花を落しけり

 

 鍋物に火のまはり来し時雨かな

 

 今生のいまが倖せ衣被

 

 死なうかと囁かれしは蛍の夜

 

 戒名は真砂女でよろし紫木蓮

 

 

 平明で親しみやすい句でありながら、人生の背景が

はっきりと詠み込まれている。私の目標とする俳人である。

平成15年3月14日逝去。享年96才であった。

 

(「紫」無門集同人)

 

杜若

 

 

 

 

 

 


2017.05.19 Friday 11:41

第13回彩の国秩父俳句大会のお知らせ

第13回彩の国秩父俳句大会

 

来たる、5月27日(土)は第13回彩の国秩父俳句大会です。

新緑の美しい秩父で、俳句と親しむ一日を過ごすのはいかがですか。

どなたでもご参加いただけます。

たくさんのご参加をお待ちしています。

 

 

本大会は、埼玉県を代表する観光地で、

祭りと神の郷でもある「秩父」に集い、俳句を作り、楽しむと共に、

交流を深める俳句大会です。どなたでもご参加頂けます。

どうぞお気軽においでください。

*埼玉県芸術文化祭2017協賛事業

 

 

日時   平成29年5月27日(土)

     受付 10時30分

     開会  1時 、閉会 4時(予定)

 

 

会場   秩父神社参集殿(秩父市番場町1−1)

     電話0494−22−0262

     秩父鉄道秩父駅下車徒歩3分

     西武鉄道西武秩父駅徒歩10分

 

 

会費   千円

 

 

兼題講評   田島健一氏(炎環同人)

 

 

当日席題   出題1句 12時締切

 

 

入賞     秩父市長賞ほか20位くらいまで

 

 

主催     第13回彩の国秩父俳句大会実行委員会・紫の会

 

 

*当日は軽食をご用意致します。

 出席される方は事前にご連絡頂けると幸いです。

 

昨年の様子はこちら

 

 

昨年の入賞句から(席題「石」)

 

石畳より夏蝶の生まれけり    村田軍司

水底の石に何問ふあめんばう   斉藤久子
半夏生胸にひとつの石つぶて   金子和美

 

出席連絡・お問合せ 紫の会

 

鯉幟


2017.05.17 Wednesday 11:44

紫さいたま句会

紫さいたま句会

 

「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 
毎月第二土曜日、武蔵浦和コミュニティーセンター
(JR埼京線武蔵浦和駅西口徒歩二分)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。


次回のさいたま句会は6月10日(土)の予定です。

 


山崎十生主宰選

天 めまとひの中にもリーダーらしきもの  宣代
地 あめつちを繋ぐ滴りこそ一途      徳美
人 たふしたるグラスの水や薄暑光     伯子  
 

秀逸

憲法原典蓬(ほほ)けず永井隆の忌        波留美

とどのつまりその手で来たか青葉騒     紀子

髪からの放電卯の花月夜かな        加津子

 

 

若林波留美副主宰選

天 新緑の肺活量は如何許り        宣代
地 逃げ水の中の車輪がいそがしい     紀子
 

 

鈴木紀子参与選

天 人格とは竹皮を脱ぐ光かな       都詩
地 手を振るは何故か憲法記念の日     十生

 

(さいたま句会 2016.5.13)

 

若竹

 

 


2017.05.15 Monday 18:44

俳句スパイスインターネット句会

俳句スパイスインターネット句会

第2回俳スパネット・開設準備句会のお知らせ

 

*どなたでもご参加いただけます。

*当面はお試し期間のため、ときどき内容変更があるかもしれませんが、

 ご了承ください。作品は他の句会での発表句でも構いません。

 

 

作品 おひとり3句以内

  (ネット句会に発表したものは「発表句」となりますので

        投句の際はご注意下さい)

 

俳号 ネット上の個人情報保護のため、本名や普段お使いの俳号、

   特にそれらのフルネームでの投句は各人の判断でお願いします。

   俳号の名のみ、またはハンドルネームでの投句をおすすめします。

 

締切 2017年5月23日(火)

 

送り先 contact@haiku-murasaki.jp   

             件名は「俳句スパイスネット句会」とお願いします

    (投句には必ず返信致します。

     返信がない場合はコメント欄にご連絡下さい。)

    

句会 2017年5月24日(水)付け「俳句スパイス」にアップ予定

 

選句 4月27日付の「第2回 俳スパネット・開設準備句会」最下段の

  「commemts」をクリックして、

   お名前欄(name:)に「投句の際の俳号」、

   コメント欄(comments:)に「句番号と句」を入力し、

  「コメント送信」をクリックして下さい。

 

   *選句数は、投句の状況を見て追ってお知らせします

   *ご自身のメールアドレスは不要です!!

    間違って記入しないで下さい!!

 

結果発表 選句が揃いましたら、作者名(ネット俳号)を発表します

 

皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしています。

ご意見ご要望などもお気軽にお寄せ下さい。

 

麦畑


2017.05.12 Friday 11:40

紫川口句会

「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 
毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で
午後1時から4時30分に開催しています。
各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。
次回は6月4日(日)です。

山崎十生主宰選

天 懼(おそ)れずに風が鯉幟をくぐる      智恵
地 春愁やひたすら削る花がつを      のぼる
人 絶好の煩悩日和ぼたん切る       のぼる 

 

秀逸 燕一閃啖呵を切ってみたかった    紀子

   小さくなった原っぱ雲の峰      邦子

   無欲ほど空に徹する山桜       とし子
 

 

若林波留美副主宰選

天 万緑の裏を返せばただならぬ      まさる
地 懼(おそ)れずに風が鯉幟をくぐる       智恵

 

鈴木紀子参与選

 

天 万緑といふ怖いもの見たさかな     まさる

地 春愁やひたすら削る花がつを      のぼる


(川口句会 2017.5.7)

 

鯉幟

 

 


2017.05.09 Tuesday 11:39

「紫」2017年5月号・2

「紫」2017年5月号

 

大道無門(「紫」5月号抄)    山崎十生 選・評

枯野原地面の下の鬩ぎあひ       渡辺智恵(無門集)

 枯野と言ってもまったく機能していない訳ではない。そこには、

新しい生命の誕生の兆しが見える。古いものと新しいものの

葛藤が凄まじい。その葛藤があるからこそ、新しい生命の息吹が

鮮烈なのである。一見、負と思えるものでも考え方次第で正の力と

なり得る。

 

割れること更なる飛躍シャボン玉    斉藤順(山紫集)

 

落椿只管打坐とはおそろしき      森壽賀子(龍門集) 

 禪の大人、道元の教えのひとつに只管打坐がある。

ひたすらに座禅をせよという教えである。余計なことは考えない

ことである。しかし、そのことに徹するのは、かなりハードルが

高く凡人ではなし得ない。人間ではなく、落椿であるところに

醍醐味がある。

 

寒念仏だんだん熱くなる体       新井文子(無門集)


天辺で斎戒沐浴富士の雪        大滝徳美(無門集)


               * * *

 

龍門集

うなぞこにとどく春光貝躄(ゐざ)る      若林波留美

かげろふをゆつくり抜ける荒修行     渡辺まさる

外へとは何処までのこと鬼やらひ     鈴木紀子

 

無門集

自我と無我極めんとして霜柱       藤井とし子

高熱の続くかぎりを六つの花       山加津子

 

 

山紫集

角ぐむ葦も少し生きていくつもり     田邊則子

如月の空へと続く阿弥陀籤        戸田千種

億年の石の来歴雪降り積む        仁村俊子

雪だるま宇宙人には作れない       根上空間

ほんたうは手足自在や雪達磨       猪熊みね子

日本の呼び名の多し春隣         上田洋子

三角の安定感や春の山          若山一美

かたちのないものもあるのよ多喜二の忌  城口弘子

 

 

(「紫」2017年5月号・NO.876号より)

 

落椿

 

 

 


2017.05.05 Friday 11:38

「紫」2017年5月号・1

「紫」2017年5月号 龍門集より

 

水垢離をしてから豆に打たれけり  山崎十生
鬼を打つたびに悲鳴を上げる豆
糸偏はおほかた怖し冴返る

ゆがみなき塩の結晶義仲忌     若林波留美 
冬虹の裔とし隠れ切支丹

かげろふをゆっくり抜ける荒修行  渡辺まさる
春隣きはどきものを纏ひけり

 

静寂といふ修羅もある枯木星     鈴木紀子

月明り樺(かんば)のひとつ雪女


ささやくようにまたたくように枯木達 関口晃代 

枯木達夜は互いに凭れ合う

 

落椿只管打坐とはおそろしき      森壽賀子
無防備なものほど強し冬木の芽


(「紫」2017年5月号・NO.876号より)

 

 

枯木

 

 

 

 

 


2017.05.03 Wednesday 13:19

第56回埼玉俳句賞

第56回埼玉俳句賞

 

準賞受賞作品

 

眠るまで    金子和美

 

ぽつねんと月に征服されてをり

泣き黒子ちひさく印す夜長かな

満月の押し上げられて重さうな

月夜茸指先に息吹きかけて

月しづく見ぬちの海の深くまで

追伸を書けば望月なりしかな

相槌を打つそれだけの十三夜

月の雨直せぬ癖のふたつみつ

空っぽになったら眠る耕畝忌

小豆煮る天体図鑑ひらきつつ

 

月

 

 


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